勝手にCDデビュー
CD盤面、CD/DVDラベル(レーベル)印刷方法

CD/DVD盤面(CD/DVDラベル(レーベル))印刷方法

CD/DVDラベル(レーベル)にインクジェットプリンターを使っていろいろなデザインを印刷する方法を紹介しています。

ここではハード(機器やディスク本体)についての注意点を書いてみました。大切なデータを保存する記録メディアや、ディスクドライブを傷めないために是非読んでおいてください。

ラベルは直接印刷しよう

CDやDVDの盤面印刷(CDラベル(レーベル) )の印刷については、少し注意点があります。CDR盤面に印刷する方法には、

●CD盤面自体にインクジェットプリンタで印刷する方法

●CDに印刷したラベル(レーベル)を貼り付ける方法

がありますが、後者には少し問題があって、スロットインタイプの機器(CDプレーヤーや、パソコンのCD挿入口で、CDを差し込むと自動的にCDを引き込むタイプ)は誤作動を起こしたり、CDが取り出せなくなる危険があります。

これは、ラベル(レーベル)を貼ることによって、CDやDVD自体の厚みが厚くなってしまい、スロットインタイプの機器の場合はラベルに何も貼られていない状態での設計になっていると思われるため、取り出し時の抵抗が増えるためです。

スロットインタイプの機器

実際に私のパソコンでCDにCDラベルを貼り付けた状態で出し入れしてみると、引き込みはできるものの、出すときにCDの頭の部分が本来の状態から比べると3分の一程度しか出なくなってしまい、CDを引っ張り出さないと出せませんでした。

これはスロットインタイプの音楽プレーヤーやDVDプレーヤー等でも同じ状態になると考えられますので致命的です。

また、貼り付け方がずれていたりすると、スロットインタイプの機器の場合以外でも回転時にCDが芯ブレを起こし、読み込み不可になったり、CD再生機器自体の故障の原因にもなります。

せっかく作ったCDも聴いて頂くかたにこんな迷惑をかけてしまっては問題と思い、当初私も 気がついた時点で、プリンタを直接印刷できるタイプに買い換えました。

当サイトではこの理由により、販売を目的とするオリジナルCD制作においては、CD盤面へのダイレクト印刷を強く推奨しています。

インクジェットによるCDラベル印刷

また、個人的使用目的でのオリジナルCDRに印刷した ラベル(レーベル) シールを貼り付ける場合でも、ラベル(レーベル)メーカー専用に販売されているキットを利用されることを強くお薦めします。

詳細については下記ページを参照してください。

CDメディア物理的識別のための指針

DVD/CDR盤面ラベル(レーベル)へ直接印刷できるメディア

インクジェットプリンターでラベル(レーベル) 盤面ダイレクトプリントが出来る、CDR。

CDRのみでケースは付属していません。1枚あたりの単価が安く抑えられるので、大量にCDRを作る場合に最適です。別売の様々なタイプのプラケースを利用したい場合にお薦めです。

【Amazon.co.jp限定】That's CD-Rデータ用 2-40倍速700MB プリンタブル銀 スピンドルケース50枚入 CDR80AZSPY50BR

CD/DVD盤面印刷レーベルプリント対応プリンタ

インクジェット方式の盤面印刷対応機種を掲載しています。

ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J982N-W (白モデル/ADF/有線・無線LAN/手差しトレイ/両面印刷/レーベル印刷)

CDR盤面印刷時のズレ

最近登場しているCDR盤面がダイレクトプリントできるプリンタは、印刷時のズレを補正してくれるものもありますが、大量に印刷する場合、いきなり本番!というのは少し不安になります。

すでにライティングされたCDRが印刷ミスとなると、それだけで時間もCDRも無駄になってしまいます。

そこで、便利な製品を発見しました。CDR試し刷り用紙というもので、サンワサプライから発売されています。

このCDR試し刷り用紙は、本物のCD/DVD の厚みに合わせて作ってあるので、CD/DVD トレイにしっかり収まり、プリンタ内部で詰まったりひっかかったりすることもありません。
この試し刷り用紙は表裏両面に印刷可能で、20枚分の試し刷りができます。

CDR盤面へ印刷する際のためし刷り専用用紙。

CD−R盤面印刷のコーティングについて

cdrカラープロテクター

インクジェットによる盤面印刷は業務用フルカラー印刷に比べ、水分に弱いです。

印刷したすぐ表面をさわると乾燥していないので、せっかく印刷したものが台無しになってしまいます。

また十分乾燥したあとでも水滴等を落としてしまうとインクが溶け出してにじんでしまいます。

例えば、うっかり飲み物や、汗ばんだ手で触ったりすると、簡単に印刷が汚れてしまい、苦労して作った大事なCDが台無しになってしまいます。

たとえ手作りでも、きちんとしたCDとして販売したい!と思い、いろいろ探している と、CD盤面印刷のコーティング材を発見したので、早速使ってみました。

CD-R カラープロテクターX という製品なのですが、主にCDRのプリンタブル用に開発されたもので 、プリンタブルCDRや、たる・カード型光沢紙だけでなくエレコム・サンワより発売されている光沢紙にもコーティング使用可能です。

普通紙にも効果があり、スプレーを掛けると、表面でコート層を形成防水、UV=色あせ防止を行います。
当然指紋等もつきにくくなります。CDRで500-1000枚程度のコーテングが可能です。

CDRプロテクター効果検証実験

クリスマスCD

インクジェットプリンターで盤面にダイレクトプリント(盤面印刷)された、CDR表面。

このままだと、水滴や、汗などで表面のインクは、簡単にはがれてしまいます。

販売するとなると、業務用の熱昇華プリントなどと比べ、品質面では少し抵抗があるかも。

そこで、なにか方法はないかと模索していると、CDRプロテクターという、スプレーで印刷面をコーティングできるものを発見しました。

これを使ってどの程度の効果があるのか実験しました。

品質にこだわる方は是非参考にしてください。

CD水洗いテスト

盤面印刷されたCDRの右半分に、
CDRプロテクターでコーティングを施し、左半分は何もしない状態で水道水を使って、約1分間流水で洗い流してみました。

盤面印刷されたCDRは1年以上前に印刷され、完全に乾燥しているCDRを使いました。 CDRコーティング実験

結果はご覧のとおり。(大きい画像はクリックしてみてください)

コーティングしなかった左半分は、水をかけた瞬間にサッと色落ちしてしまいましたが、コーティングされた右半分はまったく色落ちしていません。

また、画面では分かり辛いですが、適度な光沢効果も得られて見栄えもアップしています。

これは絶対おすすめです!

注意として、コーティング剤は、
データ面には絶対にかからないように注意しましょう!

※上記商品は残念ながら製造終了となっています。下記の代替品を紹介しておきますが、実験は行っていませんのでご了承ください。2018/5/20追記。※画像をクリック

CDRラベル盤面他の印刷方法

DISCにタイトルを直接プリント可能な機器もあります。 
パソコン上の書体やイラストでデザインして、画像も好きな場所に印刷できます。
また、パソコン書体がつかえるし、一文字ずつ書体や文字ポイントを変更できます※画像をクリック

※ソフトのバージョンアップにより 画面は変更になる場合があります。
※プリンタブル(インクジェットプリンター対応)用メディアには印刷できません。
◆音楽CDの作成に! CD-Textからの文字データを取り込んだり、Windows Media PlayerやAppleの iTunesで取得した曲名情報を文字入力なしで読み込むこともできます。
◆用途別にレーベルを選んで簡単印刷◆印刷エリア レーベル面の上部と下部にそれぞれ74mm×16mm の印刷可。

2020年9月12日 更新

|サイトについて | リンクについて | サイトマップ | 広告掲載| プライバシーポリシー | お問い合わせ |

Copyright © 2012-2020 potman All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.1