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防音室 防音工事の方法 防音対策スタジオの作り方

防音室レコーディングスタジオを作りはじめる前に (防音工事の基本)

ここでは、具体的に自宅防音室を作る方法を解説しています。

材料費節約や工期短縮のためにも、できれば自分で防音室図面を書きましょう。

実際は防音室図面データをアップロードするつもりだったのですが、PCが故障してしまい、データを失くしてしまいました。
HP素材用に変換した、画像ファイルだけは残っていたのでアップロードしています。
参考にしてください。防音室図面

自分で防音室を設計する場合、一応正確な寸法を知るためにCAD(ソフトを使う方があとあと便利です。(簡単なものなら、無料でダウンロードできるものもあります。) 防音室VECTORソフトナビ CAD

掲載してある防音室図面はあくまで参考で私も実際この図面を基に材料費計算や、寸法どりをしましたが、机上で計算するのと実際作業するのとでは、大違いで、図面どおりにはなかなかいかないもの。事実材料が不足して買い足したりなんどもDIYショップへ行きました。

道具は専門的なものもあるので、細かい説明や金額がわかるように、 実際に防音室に使った道具をリンクしてあります。実際に使った道具がない場合は金額や性能の近いものを選んでみました。


自作防音室(スタジオ)を作るために必要な道具について

私が実際に使用した道具を、画面左側に掲載してあります。参考にしてみてください。

道具に関しては一応プロですので、使い方や作り方でわからないことがあれば時間の許す限り質問も受け付けています。
お気軽にどうぞ。現在多忙につき、お返事できません。ごめんなさい。(^^;)

あたりまえの話ですが、当サイトを参考にして頂くのは誠に有難いのですが内容に関するクレーム等 は一切受付しません。 (防音効果等についてもまだまだ研究中の身です。作ったものの、防音効果がないとか、説明不足で思う通りにならなかったとか、怪我をした等 。)

素人のかたでも、防音効果は上げられなくても、機密性をあげることは出来てしまいます。もし完成して、ご使用になるときは一定時間毎に換気するか、また換気扇をつけることを強くおすすめします。

防音室制作にあたっては、あくまで自己責任でお願いしますね。少々大げさな話になりましたが、早速見ていただきたいと思います。


防音室

写真は、防音室骨組みになる材料です。

主に防音室の柱として利用したツーバイフォー材というもので、DIYショップでよく見かけます。

最近はウッドデッキや日曜大工の材料としてもよく使用されているもので、今回は38×89ミリのものです。

材料切断には電動の丸のこ(左写真)を使用しました。慣れるまでは大変危険な道具ですが、これがないとスムーズな作業が期待できませんが、万能のこぎりでも十分です。

防音室に制作ぜったい必要な道具としては、こののこぎりと、コンベックス(メジャー)、(※1)ドライバードリル、ハンマー、巻金ぐらいでしょうか。巻金を購入する際は尺や寸目盛りのものがありますので気をつけてください。材料の木材同士の結合には、釘や、木ねじ(コーススレッド等)を使います。図面から寸法を割り出し、あらかじめ材料をカットしておきます。

(※1)釘で製作されるかたはいりません。あとで解体する必要がある方はくぎを使わないでネジどめすることをおすすめします。


自作防音室

防音室の骨組みを作ります。

ツーバイフォー材は2×4工法(壁パネル工法ともいう)といい、枠組みしたものにベニア等の壁をうちつけていき、できたパネル同士を箱状にして部屋をつくるもので、非常に簡単にできます。

基本的にのこぎりとハンマーがあれば作れます。この方法で自宅を自分で立てられた方もいらっしゃいます。
自作録音防音スタジオの作り方日曜大工で我が家を建てた
2×4で建てる、手作りマイホームの本。管理人の愛読書です。防音の本ではないけれど、スタジオ製作に役立った実用的な本です。

マイホームまで出来なくても、ガレージや大きな物置、倉庫なんかに応用できます。

材料の仕入れ方や道具などのヒントがぎっしり詰まっていて、読むだけでワクワクします。素人でもかなりの大物が作れるので、今回はこれを応用して作ってみました。

写真は奥の壁となる枠と手前の枠を仮に組んでみたところです。この場合電動ドライバードリルがあれば楽に作れます。私が使用したリョービドライバードリル FDD-1000 (左の写真)はプロユースとしてはもの足りませんが、家庭用ではかなりオススメで、これ1台で穴あけできるしドライバにもなります。

2台買って、穴あけ専用とドライバ専用にすればかなり仕事がはかどります。またすこし高価ですが、作業性を重視するならお小遣いに余裕のある方は充電マルチインパクトドライバーが絶対にオススメです。コードを引っ張ったりしなくても済みますし、何しろ使いやすい!私も仕事では当然充電式を使ってます。(笑)


防音室の骨組み

柱の底の枠は1×4材(厚さ19o幅89o)で、枠組みし、柱を底からネジ止めしてあります。

また、防音室用に底には防振、音洩れ対策用の防音マットを敷くほうがいいと思います。


防音室の壁

外側のみ見栄えをよくするため、材料にあらかじめ溝を掘っておき、壁材を差し込めるようにしておきます。

溝ほりには、トリマという電動工具を使います。

騒音がものすごいです。はっきりいって近所迷惑!自宅等で加工をされるかたは、昼間に一気にやりましょう。

DIYショップでしてもらうという手もあります。トリマは安い物で、5000〜10000円ぐらいで、先端に取り付けるビットが1500円ぐらいからあります。

今回は、10ミリのミゾ用で、1500円でした。また徳用のトリマ ビットセットもあります。

これをきっかけに本格的日曜大工デビュー(笑)する方はまとめて購入するほうがかなりお得です。DIYショップでもかなり安く販売されています。

見栄えをきにしないかたは、ベニアをそのままうちつけるほうが、かなり安上がりにできると思います。トリマは必要ありません。


防音室

壁材を差し込んでいくところです。

真中の細いところがドアです。はっきりいってドアは難しいです。

ドアの細工だけで丸1日かかったかも・・

木は湿度温度によって寸法の狂いが生じます。

今回はドアの隙間をできるだけ少なくするためにスキマ5mmで設計したんですが、もっと広げたほうがいいと思います。思ったより木材はアバウトな材料です。


防音室のドア

防音ドアは、自作のものですが、いらなくなったドア(ないか・・^^;)を流用したり、パネル(ベニア等)を張り合わせたりいろいろ考えられると思います。

隙間ができやすいところなので、家具の扉やお住まいのドアの収まり方をじっくりみてください。

今回は、戸当たり式にしたのですが、やはり木材のソリがあって、下部のほうに隙間ができてしまいました。

黄色の物体はドアの隙間を調整するためにサイドと下部にはさんでます。設計上5mmですので、5mm厚のものならなんでもいいです。


防音室のドア

蝶番を取り付けたところ。

取り付けるときのポイントは、1つ前の写真にドアの隙間を調整(位置を決める)板をはさんで、固定してから、ネジを締めます。

扉は何度も開け閉めするので、かなり頑丈に固定しないと、防音ドアの重みで、片方が下がってきて、開け閉めできなくなります。

DIYショップで、大きめのものを選びましょう。  


防音室

なかなかいい雰囲気なのですが、
これらの壁もすべて防音のため、断熱材、ベニア等で隠れてしまいます。

サウンドハウス


防音室の壁

断熱材をはめこんだところ。防音につかう断熱材はもらい物の、ネオマフォームという建材を使ってみました。

寸法は設計段階で規格寸法の柱長にしてあるので、カットは幅方向だけすればいいです。

コンセントを逃がすため、仕方なく予定外の柱を立てています。

断熱材はカットすると多少破片や、粉が発生するので、ポリバケツ用の大きなビニル袋を裂いて包装しました。


防音室コンセントの処理

コンセントの細工は余った切れ端等で作ります。

こうして囲んでおくと、あとで断熱材も入れやすく

隙間が出来にくいので、防音効果があがります。


防音室コンセントの処理

拡大写真。

壁の内側にもう1つ壁ができました。

出来上がってから、実際に機材を導入する際はタコ足配線にならないよう、余裕をつくるために別系統の電源コンセントからもスタジオ内に引っ張っておくことをオススメします。

実際はコンセント2個ではぜんぜん足りません(^^;)キーボード、モニター類、ミキサー、MTR、ギターアンプ、プリアンプ電源等・・・。


防音室の断熱材

防音壁の断面です。

写真奥から、外壁(10ミリ)、断熱材(50ミリ)、ベニア(3ミリ)です。

今から考えるとベニアはもっと厚いものがよかったかなあという気がします。

もしくは、石膏ボードとか。

”材料について”で詳しく書きたいと思います。

また、あとで知ったのですが吸音フォームというものを見つけました。壁にぺたぺた貼り付けられるようです。これなら後で施工できますね。近いうちに試してみたいと思います。


防音室の外側

あと、防音シート というものがあります。

現在では、たくさんの種類の防音シート があるので、場合の応じていろんなところへ使えそうです。

扉を開いた感じ。この時点で2日目の19時ぐらいです。

作業時間でいうと、15時間ぐらいかなあ。

少し疲れてきましたがもう一分張り!


防音室の遮音

中から防音扉付近をみた感じです。

今は丁度居間の天井のライトが当たっていて明るい感じがしますが、屋根を覆ってしまうと、スタンドライトしかありません。

実際に使う場合には、スタジオ内には照明が必要ですね。

ダウンライトみたいなかっこいいのにしたいなあ。


防音室の照明

ここまで囲まれると、かなり暗いのでやはり照明が必要になってきました。

防音にばかり気をとられていて照明のことなんて、あまり頭になかったので、

とりあえず作業を進める為に、家庭内にあった蛍光灯のクリップ式電気スタンドつけてみました。

そんなに広くないので、電気スタンド等で十分みたいです。  


防音室のドア

防音扉にもきっちり断熱材を詰め込みます。

防音にどのくらいの効果があるかよく分かりませんが、とにかく隙間は音洩れにかなり関係してるみたいなので、塞げるところは可能なかぎり詰め込みました。

実験的スタジオなので、あまり深く考えません。

試行錯誤していいものは作られるのです(笑)・・と自分に言い聞かせながら作業・・作業っと・・


防音室の隙間

差込壁パネルは最上部はどうしても隙間ができるので、あらかじめクッションテープを張っておきます。

このクッションテープは割と使えます。

スキマというスキマに使いました。

いくら使っても問題ありません。安いから。(爆)


防音室の仕上げ

だんだん防音室らしくなってきました。

ちなみに手前に見えるのは我が家のディナーテーブルです。

大人が4人座れますので、 ごく普通の家庭内でも収まる大きさの自宅録音スタジオだということです。

夢はあきらめちゃーいけません。


防音室の内壁

内側の壁を張り終えたところ。割とすっきり収まりました。

のっぺりしてますが、よく考えてみると普通の住宅はこのベニヤ板の上にクロスなんかを張って壁にしてます。

ベニア板の上に石膏ボードを貼って、目地を埋めてクロス貼りしてます。

ですから、この上から防音ボードや、防音カーテン、防音生地を貼ってあとあといろいろ実験ができます。

楽しみです。


防音室のドアの隙間

ドアの詳細部。扉が当たるところにスキマテープを貼り付けてます。


防音室の仕上げ

防音ドアの開閉方法はいろんなページをめぐってみました。

レバー式(扉のパッキンをグッと押さえ込む方式)が多かったですが、今回は安価なマグネットを使いました。

マグネットだとやはり木のソリで隙間が大きくなってしまいました。

これも今後上記に交換しようと思ってます。


防音室の仕上げ

上部も壁と同じ構造で、断熱材の上に最後にベニアをのっけてます。

夏場はやはり蒸し風呂状態になると思うので、屋根をとりはずしてエアコンをすっぽり覆ってしまう構造に改造するつもりです。


自作防音室スタジオの作り方

やっと完成!!現在の様子。

早速機材を運びこんでとりあえずハードロックをがんがんにかけてみました。

防音効果のほどは、全体の音量は中と外だと半分ぐらいになったかな?といったところ。

中高音域よりも低音域がかなり抑えられている感じです。

中音域はボーカルやギターなどの音は半分ぐらいに抑えられた感じです。

家の外へでて、深夜に試してみると、以前よりは格段に効果はあるようで、いつも心配していた音漏れが格段に小さくなりました。

もともと、外部への音の配慮が目的だったので、出来栄えとしては、80点ぐらいでしょうか。

コンデンサマイクとウィンドスクリーン

それより感動したのは、中で聞く音の迫力!!

久しぶりにライブハウスへ行ったような胸に響くスネアとバスドラの音!というか、一畳半のライブハウスという感じです。これはたぶん材料に木材をつかったのがいい影響となってると思います。

薄いベニアが適度に振動を吸収しているようです。これにはかなり満足してます。

自作防音室スタジオの作り方

また、高機能の断熱材だったため、しばらく中にいると暖房がいらないぐらい暖かいです。今後の課題としては、

○長時間いると息苦しい。(やっぱ換気扇は必要。)
○奥の壁を省略したため低音の振動が従来の壁に伝わってしまう。
○機材専用の棚を作り、スペースを広げないと、ギターが弾きつらい。
○扉のしまりがいまいち。
○底にも防音すればもっと効果がありそう。

とりあえず、改造始まりましたら、また更新しますのでお楽しみに !

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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