自宅録音レコーディング機材の選び方
音楽機材や楽器を販売しているお店や雑誌、カタログなどを見ていると、いろんなメーカーのものがあり、迷ってしまいますね。
ここでは手ごろな価格でプロも使っているような機材がどんなものなのか紹介したいと思います。
DTM レコーディング(自宅録音方法)機材 PA MTR マイクの選び方
最初に、レコーディング機材の選び方について少し書いてみたいと思います。
一言にレコーディングといっても、デジタル環境が整った現代は、人によって様々な録音方法があります。
MIDIを使って、ゲーム音楽を作っている場合もあるだろうし、バンドの方ならばメンバー全員の楽器や、ヴォーカル、コーラスを録音する場合もあります。
またユニットのかたは、バッキングを打ち込みで作ってボーカルを乗せていったり、CDを製作する場合なら、スタジオで録音、自宅で録音、ストリートライブやライブハウスでの録音など、ジャンルや場面によって様々ですね。
マイク1つにしても、カラオケマイクで録音してる方からプロ顔負けの何十万円もするコンデンサマイクを使っている方もいらっしゃいます。
レコーディングに使用される機材は、本当に多種多様で、用途に応じて使い方が全く違います。
ここらへんをポイントにおいて、自分がしたいレコーディングとは、どういうものなのか、レコーディングする場所や、人数、音質などを考えながら機材を選ぶことをおすすめします。
録音機材や楽器など、アーティストはたくさんお金がかかりますので、最初に録音機器が欲しいと思った初心を忘れないで、大事にして使ってください。
私たちが一般的にTVやFMその他のメディアでみたり聴いたりしている有名なアーティストは、ごく一部、チャンスを逃さないで才能を発掘された?だけで、氷山の一角にすぎません。
その背後にはあなたを含めて、たっくさん!のミュージシャンが潜んでいるんです。
次に武道館で活躍するのはあなたの番かもしれませんよ !(^^)これは決して言いすぎではありません。
とにかく、かたちにしないと評価さえ受けられません。きちんと録音し、形にしてオーディションなり、コンテスト等、いつ訪れるかもしれないチャンスに備えることが、大事ではないでしょうか 。また、きちんと録音し、自分でレーベルを立ち上げ、自分でプロデュースをしていくことも行われています。
身近な活動にインターネットをプラスすることで、どんどん販促活動を行うこともできます。
しかし形にして人に聴いてもらうということは、ひとことで言うと簡単ですが、いざやり始めると苦悩の連続で、思うような音質にならなかったり、イメージしたものとあまりにもかけ離れてしまい、なにかマが抜けていたりするときもあります。でもあきらめないで頑張って自分だけの音源をつくりましょう。
今活躍している大物アーティストだって、最初はうまくいかなかったはず。そしてあきらめないで少しずつ完成させれば、出来上がったあなたの作った歌や音楽はこの世にたったひとつしかありません。
しかも、その日のレコーディングは2度と再現できません。
同じ人でも体調によって変わってしまいます。楽器もおなじですね。
演奏するときは、いつも録音する習慣を心がけましょう。
現代はなにが流行るかわからない時代で、とにかくいろんな表現力が必要なのではないかと思います。
自分は楽器が上手くないとか、そういう次元ではなく、自分のなかに生まれてくる思いや、繊細な感性を大事にしてみたらどうでしょうか。必ずどこかに共感してくれるかたがいらっしゃるでしょう。
プロが使っているレコーディング機材を自宅で使ってみよう
デジタル技術の進歩は、プロのエンジニアが使っていたハイレベル技術を、簡単に自宅で行なえるようにしてしまいました。DTMソフトなどは、プロもアマチュアも関係ないほど充実し、価格も手ごろになっています。ほんの数年前に比べて機材によってはかなりの音質になります。
もちろんそうは言っても、プロの方は経験上素人ではわからない知識や、録音のノウハウを知っています。それには到底かなわないかもしれません。
しかし、自分でやってみる、自分で表現してみることは簡単になりました。どうしてもできないところだけ、プロにおまかせ!って方法もアリですからね。
マイクとレコーディング(自宅録音)DTM機材 MTRの選び方
機材は揃えようとすると、結構高くつきます。最近はネットオークションなどでもたくさん出回っているので、辛抱強く探すのも安く手に入れるコツだと思います。
下記に代表的な各機材をピックアップし
ていきますので参考にしてみてください。
マイク
大まかに分けるとダイナミックマイクとコンデンサマイクがあります。ライブ等では前者のダイナミックマイクを使用し、スタジオ録音等ではコンデンサマイクを使用します。
どちらを使うかということですが、選定のコツはというと、昼間の録音や、雑音の多い環境ではダイナミックマイクの方が有利です。スタジオ環境や、 自宅などでの深夜での雑音の少ない場合や、アコースティック楽器レコーディングの場合はコンデンサマイクが向いています。
管理人おすすめダイナミックマイク
(サウンドハウス)
ボーカル用ベストセラーの王道を行く定番ダイナミックマイク。
パワフルなライブ用マイクとして。ボーカル録りにおすすめ。
管理人おすすめコンデンサマイク
(サウンドハウス)世界的ベストセラー。米国EM誌で1998年度ベスト・レコーディング・マイクに選定されました。ボーカルやアコースティック等、自宅録音に向いているマイク。
管理人もNT1というタイプを使っています。入門者からプロまで幅広く使われています。
ヘッドホン
管理人おすすめヘッドホン
世界最先端技術を誇るソニーと、洗練・熟知された音創り
の感性とノウハウを持つソニー・ミュージックエンタテインメントとの
共同開発によって生み出された完全プロフェッショナル仕様の
モニターヘッドホンです。
定番のスタジオモニターです。もちろん管理人も愛用しています。
現在ヘッドホンは3台所有していますが、なかでも一番
気にいっているものです。
ピュアな音質、クッキリとした輪郭と音像、装着感が軽く、余計な音量が適度に外部に抜けるため、長時間でも疲れにくいです。
もともとプロのミュージシャンやサウンド・エンジニア向けのものなので生産数も少なく、品切れ注意です。
このヘッドホンは、SONYと音づくりのノウハウを熟知したソニー・ミュージックエンタテインメントの共同開発によって作られました。ソニースタジオ内で使用されるために民生用だったMDR-CD900をリファインし、業務用として開発されました。
原音のイメージ確認用に是非1つは持っておきたいアイテムです。
管理人が実際にネット上で調べて一番安く購入したところ を紹介しておきますので、参考にしてください。
スタジオモニター用スピーカー
MTR(マルチトラックレコーダー)の種類や選び方
ミキサーと、レコーダーが一体になったものを、MTRといいます。
チャンネルの数や性能によって価格は異なります。デジタルMTRは進化しつづけ、最近はかなり安くなっています。デジタルの普及でカセットMTRは、中古品は格安で手に入ります。
一人で何度も多重録音する場合や、バンドなどでそれぞれの楽器を一度に録音する場合などに必要になります。ステレオレコーダーと違い、ボーカルや、ギター、コーラス、ピアノ等を別々に録音することができます。
(機種によってチャンネル数が違います)各チャンネルに録音したものを、ステレオでミックスさせて録音できるものです。最近はいろんなメディアに記録できる機種が登場しています。(カセットテープ、CD−R、MD、ハードディスク等)
MTR選定のコツ
何度もテイクをとって編集したり、メンバー、使用楽器編成が多い場合などはチャンネル数ができるだけ多く、ハードディスク容量の大きなものを選びましょう。
その分値段が高くなりますが、人数が多い分、マイクの数も多くなってくるし、その分だけ取り直しなどの頻度が多くなり、失敗の許されない事態(笑)が発生するからです。
ユニット構成などでは、記録容量のおおきなものを選ぶほうがいいですよ。
なぜかというと、いろんなシチュエーションに応じて、人の入れ替わりなどが考えられるし、少人数でのミックスダウン作業になるからです。おそらく、音源を管理するのは一人になるでしょう。
デジタルMTR(音をメモリーやハードディスクに記録するタイプ)
手のひらサイズのコンパクト・ボディながら、本格的な音楽制作を行うことが可能なMICRO BRの最新モデルです。
本体にギタ−接続するだけで練習から録音、そして曲づくりまでがこれ一台で行えます。
本体には3つのモードを搭載。MTRモードは64Vトラック、最大8トラック同時再生を実現。直感的な操作感で曲づくりが行えます。
eBandモードではお気に入りの曲に合わせたフレーズ・トレーニングやセッションが楽しめます。さらに、フレーズ・アイディアやバンド練習などがステレオ録音できるLive Recモードを装備しています。これら機能はシームレスに連携。Live Recモードで録ったフレーズ・アイディアをMTRモードで読み込んで楽曲制作、完成した曲をeBandモードで練習するなど、デジタル・レコーダーの枠を超えた高性能/多機能を実現したギタリスト必携のレコーダーです。
オーディオ/MIDI インターフェイス、サウンドカード
自宅で録音する場合は特にMTRにこだわらなくても、DTM、DAWソフトを使って、お手持ちのPCのハードディスクに直接録音し、編集からCD作成まで行えます。
もちろんノートPCをモバイルMTRとして使用することもできます。
パソコンへ演奏や歌を取り込む場合は、「オーディオインターフェイス」や「サウンドカード」というものが必用になります。
たとえば、エレキギターを鳴らす場合アンプに接続しますが、エレキギターの音を直接PC(パソコン)に取り込む場合は接続するジャックがPC(パソコン)にはついていません。
PC(パソコン)に取り込めるようにマイク端子や、標準プラグ、ジャックなどをPC側へ接続するための中継点が必要になります。
※価格は常に変動していますので、参考として掲載しています。
2基のFocusriteマイクプリ、合計16in/8out、必要な機能を
ハーフラック・サイズに収めた実力機。
ハーフラック・サイズに2基のFocusriteマイクプリ、8chまでのADATデジタル入力、
S/PDIFやMIDI入出力を備えたDAWの中核を担うインターフェースです。
自宅録音について詳しく書かれているHP集
インターネット上で公開されている、レコーディングや、DTMに関して詳しく紹介されているHPを集めています。
わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-
パソコンでの音楽制作(DTM)について幅広く書いていきます。ソフトや音源などの機材選びから始め、MIDIによる打ち込みについてやDAWを用いたレコーディング、また作曲方法や音楽理論にも触れています。
のり坊の音楽館
のリ坊さんによる1から教えるネットデビューするためのDTMに関するわかりやすい講座。
おとうさんでなくてもバンドやユニットでなくても、やる気さえあれば一人からできる内容です。
2018年8月26日 update